建物が完成した後の話で

建物を建てる為に必要なステップとして、設計の次に施工というステップがある、という話を前回はしました。

基本的な建物の方針はあくまでも設計図ですが、施工ではもっと細かい部分を表す図面が必要になります。

それが前回紹介した「施工図」と「製作図」です。

施工図はその名の通り、施工をする為の図面ですから、どんな部材を使うかなどの細かい情報が絶対に必要です。

なので、施工図を作図をする方は、建築の納まりや施工についての深い知識を求められます。

知識があまり多くない方でも作図することは可能ですけど、あんまり気が利いた図面にはならないんですよね。

「絵に描いた餅」という言葉は、実際には何の役にも立たないことを意味していますが、まさにその状態になります。

これはどんな分野でも同じだと思いますが、プロに求められる知識と技量というのはやはり非常に大きなものですね。

と、施工についてはこれで終わりにしておき、今回は最後に挙げた「維持管理」について軽く触れてみたいと思います。

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施工図と製作図と

設計はどんな建物を建てるのかの方針を示す役割をになっていますが、施工は実際に建物を建てる役割を担っています。

役割分担はそこで分かれているんです。

設計が作成した設計図を元にして、出来るだけその要望に沿っていて、なおかつ品質の高い建物を低コストで建てる。

これはそう簡単な事ではありませんが、それを実現するあたりが企業の技術力なのでしょう。

施工はそうした方向性を持っているので、設計が提示する設計図より、もっと細かい部分の情報が必要になってきます。

細かい図面にも幾つかの種類がありますが、今回はそれにはどんな種類があるのかを説明してみます。

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設計図とは何か

建物を建てるまでの手順には様々な要素があって、それぞれの要素によって必要な図面も大きく変わってくる。

前回はそんな話をして、まずはどんな建物を建てるのかを検討する「設計」を紹介しました。

大学で建築学科を出た方の多くは、この設計業務をやりたい方ではないか、というくらいメジャーな業務です。

いわゆる「建築家」と呼ばれて名前を知られている有名な方は、ほぼ間違いなく意匠設計者なんです。

先生、なんて呼ばれ方をするくらいですから。

だから建築=設計みたいな認識があるような気が、建築に携わっている私には感じられます。

まあそれくらい設計という業務は、建物を建てる為には重要な要素だということですね。

今回は、そんな設計が作図する図面から紹介していきましょう。

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建築の図面は色々ある

当サイト「建築の納まり図集」では、建築の各所納まりについて図解付きで解説していこうと考えています。

納まりのバリエーションは本当に多岐に渡るので、全部のパターンについて触れることは難しいかも知れません。

でも、基本的な納まりさえしっかりと押さえておけば、後はそれを応用していけばある程度は分かるはずです。

そういう考えがあるので、まずは基本的な部分の納まりについて、出来るだけ分かりやすく解説していこうと思っています。

後は解説する私の知識がどこまでのレベルにあるか、というあたりですが、まあ基本的な納まりなら大丈夫じゃないか。

少しの願望を込めてそんなことを考えています。

ただ、細かい納まりの話に進む前に、まずはその納まりを表現する「図面」について簡単に触れてみます。

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