床塩ビシートのジョイント納まり

床塩ビシートを施工する際に、出来るだけ平滑な仕上を狙うのならば、セルフレベリング材という選択肢もあります。

ということで、セルフレベリング材の基本的な考え方について、前回は色々と説明をしてきました。

コンクリートスラブの天端レベルに関係してくるので、こうした基本的な部分は早めに検討しておくことをオススメします。

実際のところ、余程の凹凸がない限りは、床の不陸が気になるケースは少ないと個人的には思っています。

でもそれは設計する側や施工する側の意見であって、建物を利用する側の立場に立った意見ではありません。

自分の家で床を施工する際に、ある程度の不陸は気になりませんよ、と言えるかどうか。

これをよく考えてみると、少なくとも私は「全然問題ないです」とは言えない気がします。

実際自宅の工事を頼んだ際には、冷蔵庫と壁の隙間が平行になっていない状態が非常に気になったという経験もあるし。

自分でお金を出した時に、完成した状態を見て「気にならない」と言えるかどうか……

お客さんの立場でものを考える際には、そのあたりの感覚が結構大事になってくるんじゃないかと思います。

今回で床塩ビシートについての説明は終わりになりそうですが、今回はジョイント部分について考えてみたいと思います。

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セルフレベリング材の納まり

床塩ビシートは下地に直接貼る工法がほとんどの為、下地の不陸(平滑でな状態)がそのまま表れます。

もちろんそうならない為に、コンクリートスラブを打設した後で、左官屋さんが補修をするんですが……

目立つ部分でどうしても平滑に仕上げたい場合には、セルフレベリング材の採用も選択肢としてはあると思います。

手間と時間を余分に掛ける分だけコストは増えますけど、最終的な仕上はより綺麗になります。

ただし。

床塩ビシートを採用するような部屋で、どうしても平滑に仕上げたい、と思うような部屋ってある?

そう聞かれると、正直言って私は返事に困ってしまいますが。

例えば病院や学校の廊下などで長い廊下が続いていて、それが窓から入る光によって表面の凹凸が目立ちそう。

そんな場所であれば、設計段階でセルフレベリング材を見ておいても良いんじゃないかと思います。

もちろんコストとの相談なので、最終的にセルフレベリング材を施工するかどうかは別の話ですけど。

今回はそんなセルフレベリング材を採用する場合、どんな納まり断面図になるのかを紹介してみたいと思います。

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セルフレベリング材も検討する


床塩ビシートを貼る為の下地として、コンクリートスラブのレベルをどのように設定するか。

律儀にFL-2をコンクリート天端とするのか、現実的な施工精度なども考えてFL±0に設定するか。

まあ最終的にはどちらも仕上がりは変わらないんですけど、設計図をまとめる際には基本的な方針を決めておいた方が楽です。

こうした方針を最初に決めておくと、後で手戻り的な修正がなくなるので、業務が効率的に進みます。

もちろんそうした検討項目に対して、自分が決定権を持っていない場合も多々あるとは思います。

その場合は、決定権がある人に考えられる案を提示して、その人に決めてもらうのがベストです。

だれがこの納まりを決めたの?

特に若い方の場合は、そんな感じのことを言われることが結構あるんじゃないかと思います。

その時に名前を出して威力がある人に決めてもらう。

まあこれはちょっとサラリーマン的な話でイヤですけど、自分の身を守るのも大事なことです。

どうせいずれかの方針で決めなくてはいけないのなら、ジャッジできる人を味方に付けておいた方が良いですよね。

とまあそんな保身の話はさておき……

今回は、コンクリートの天端レベルを決める際に、もうひとつ考えておくべきことについて書いてみます。

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施工の都合も少し考えてみる

床塩ビシートの基本的な納まり断面図がどのようになるのか、という話を前回は取り上げました。

2mm~3mm程度という薄さで、比較的柔らかい床塩ビシートを下地に接着剤で貼っていく。

そんな材料の特徴ですから、建築の納まりとしてはそれほど難しい部分はないと思います。

下地がしっかりしていれば……という条件が付きますけど、その条件を満たしていればそこに貼っていくだけ。

こうしたシンプルさも施工性の良さにつながっていて、床塩ビシートが採用される要因にもなっています。

ただ、機能的な床仕上材という理由から、採用される部屋も多くなる傾向にあるので、最初に基本納まりを決めておく必要はあります。

難しい納まりではないとは言っても、それが何も考えなくても済むという話になる訳ではないですから。

簡単な納まりの中にも、基本方針の決定は必要になるので、まずはそこをきちんと押さえておくことをお勧めします。

床塩ビシートの範囲が多いと言うことは、間違った下地位置にした場合に、それを修正する手間が大きくなります。

仕事の効率化という観点からすれば、最初の決定を失敗した結果、後で全部修正が必要になる状況は避けたいところ。

ということで、今回は床塩ビシートの基本的な納まりで気をつける部分を色々と挙げていきたいと思います。

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床塩ビシートの基本断面図

前回は床塩ビシートの基本納まりがどうなるのか、というあたりの話を取り上げました。

下地はコンクリートスラブが多いけれど、時には二重床納まりになる場合もある、という話ですね。

基本的に接着剤で貼っていく仕上になるので、きちんとフラットになっていれば下地は何でも大丈夫。

この「フラットになっているか」という部分が、コンクリート下地としては結構大変だったりするんですが。

まあそれはもう少し後で取り上げることにして、今回は基本的な断面図がどうなるのか、という話ですね。

今回は床塩ビシートの納まりについて、断面図を交えてもう少し詳しく説明をしていきたいと思います。

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