塗床の納まりと下地の考え方


前回は塗床の特徴について色々と書きました。

色々なメリットと数少ないデメリットがありましたが、結局のところ、塗床というのは機能重視の仕上げ材ということ。

この一言に尽きます。

デザインを重視するのではなく、床の性能というか機能を重視するからこそのメリットとデメリットです。

それをしっかりと押さえておけば、塗床の特徴についての説明は、もう終わったも同然です。

後は塗床がどんな納まりになるのかを知っておけば、塗床についての知識はひとまずOKだと思います。

ということで、今回は塗床の納まりがどんな状態になるのか、という話を考えてみたいと思います。

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塗床(ぬりゆか)のメリットとデメリット


前回は塗床材について、どんな特徴なのかとか、どんな部屋に採用されるのかなどを簡単に説明をしました。

今まで説明してきた、ビニル床シートやカーペットに比べると、ちょっと特殊な床仕上材という感じですね。

グレード感もそれほどないし。

デザインを主に考える設計者にしてみれば、塗床というのはきっと「機械室とか厨房の仕上材」というイメージしかないと思います。

仕上げ材に「塗床」と記入して、あとは性能を満たした商品を選定して、色のバリエーションはもうワンパターンという。

まあ実際にそうした性質を持っている訳ですから、そのイメージは決して間違いではありません。

ただ、塗床を施工した部屋で、まだ耐久性を求めるような使い方をしていない状態だと、見た目はそれほど悪くないんですよ。

グレーの塗床で艶があるタイプとかだと、ピシっとフラットな状態で仕上がってかなり綺麗です。

ちょっと小さい写真ですが、グレーの塗床だとこんな感じになります。

 

塗床の一例  塗り床はこんな感じ

 

まあグリーンはちょっと「いかにも塗床」みたいな感じになって、それほど美しいとは言い難いですけど。

グレーはそれなりに悪くないと思いませんか?

さて、今回はそんな塗床の続きということで、塗床のメリットや納まりについて考えてみることにします。

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仕上げ材の選定と塗床の目的


建物を建てる際には、どんな目的でその部屋を使うのかという、部屋の用途というのは多岐に渡る事になります。

これは当然のことですけど、設計者は部屋の用途と建物のグレードなどを考慮して、適切な仕上材を選定する必要があります。

このカテゴリで取り上げる床仕上げ材は「塗床」なので、ここでは塗床を採用する部屋の用途について考えてみましょう。

塗床は構造体である床下地コンクリートを守る為に施工されるということで、かなり激しい使われ方をする場所で採用されるんです。

例えば工場とか厨房、そして機械室などが多いです。

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塗床(ぬりゆか)とは何か


このカテゴリでは、床仕上げ材のひとつである「塗床」もしくは「塗り床」の納まりについて考えてみたいと思います。

床に塗る仕上げ材に、納まり図なんてあるのか?

そんな意見もあるとは思いますが、考えなければいけない項目はない訳ではありません。

なにも納まりを考えずに仕上げ材を選定すると、特に壁取り合いとか巾木納まりで困る場合があります。

なので、一見納まりが単純そうな仕上げ材であっても、それぞれの特徴を掴んでおく方が良いと私は思っています。

ちなみに「ぬりゆか」の書き方としては「塗床」でも「塗り床」でも、問題なく通じます。

表現がぶれるのは書きにくいし読みにくいので、当サイトでは「塗床」に統一して話を進めることにします。

建築系の用語って、なぜか送り仮名がない言葉が多いような気がしますけど、何か理由があるんですかね。

これは今度調べてみることにして、今回はまず「塗床ってなに」という話からスタートしてみましょう。

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