石膏ボードを張る方法について


コンクリートをそのまま見せる納まりとする場合、どのようなことに気を使えば良いのか。

というあたりの話をずっと長いこと取り上げて来ましたが、前回あたりからようやく次の話題に進んできました。

コンクリート下地は今までと同じなんですけど、表層をそのまま見せるのではなく、石膏ボードを張る納まりです。

どちらかと言えば、コンクリートの表層をそのまま見せるよりも、石膏ボードを張る納まりの方が、色々なシーンで用いられます。

なので、ちょっと順番が違いますけど、まずはこちらの納まりを覚えておいた方が良いんじゃないかと思います。

まあいずれどちらも覚えるのだから、その順番をどうこう言うのもおかしな話なのかも知れませんが……

まずは一般的に用いられる納まりを覚えていき、一通りそれを覚えた後で、使用頻度が低めの納まりを覚えていく。

そんな感じで知識を増やしていくのが理想的ではないかと思います。

と言うことで、まずはコンクリート下地の一般的な納まりである、石膏ボードを張る納まりのバリエーションを紹介します。

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石膏ボードを張る場合の特徴


コンクリート化粧打放し仕上をする場所がある一方で、特に仕上を必要としない部分もある。

前回はそんな話をしましたが、建築の納まりについての話はあまりすることができませんでした。

まあそれほど書くことがない、というのが正解かも知れませんが。

同じコンクリートという材料を使うのに、表面の見映えが全然違ってくるというのも面白いですよね。

型枠によってそこまで変わるのか、と不思議に思ったりしますけど、実際に見ると本当に違うんです。

もうぜんぜん違うというくらいに。

適材適所という言葉もあるように、メインで見せたい壁と、機械室の壁を同じにしなくても良い、という考え方です。

もちろんコストを度外視すれば、全てのコンクリートを綺麗に見せることは可能ではありますが……

そこまでの手間とコストをかける必要があるか、ということを考えると、全然現実的ではありません。

コンクリート素地についてはこの辺で話を終わりにして、今回からはより一般的な「石膏ボードを張る場合」について考えてみましょう。

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コンクリートそのままの場合


前回は私の個人的な考えを書いてみると言いつつ、なんだか文句みたいな文章になってしまいました。

これは別に特定の建物や個人を批判している訳ではありません。

もし自分が施主として建物を立てる立場だったらどう感じるのか、どういう建物を望むのかを考えてみると……

やはりどうしてもコンクリート化粧打放しは選択肢には入らないだろうな、というだけの話でした。

当然これは個人の感想なので、コンクリート化粧打放し仕上が好きで、自宅にも採用したいと思っている方がいる事も理解しています。

それだけ魅力的な意匠な訳ですから、マイナス面だけを考えるのは無粋なことだという事も理解しています。

色いろある選択肢の中で、どんな仕上を選択するのか。

これは意匠設計者の腕の見せ所であって、そうした選択肢の中にはコンクリート化粧打放し仕上もある訳です。

設計者、あるいは施工者として、その納まりの特徴を掴んでおく必要があるのは間違いありません。

と言うことで、コンクリート化粧打放し仕上の話はもう止めておき、次の話に進んでいくことにします。

今回はコンクリート素地で、それを意匠的に考えない場合の納まりについて考えてみます。

書くことあるかな……

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コンクリート打放しの劣化について


コンクリート化粧打放し仕上の特徴とか、検討しておきたい要素について、今まで色々と話をして来ました。

話がだいぶ長くなってしまいましたが、それも前回で一通り説明することが出来ました。

まだまだ細かい部分では色々あるんですけど……

Pコンを埋める場合の面落ち寸法とか、細かい話をし始めるとキリがないので止めておきましょう。

ちなみに、コンクリート化粧打放し仕上では、コンクリートの表面がそのまま見えてくるようなイメージがあります。

打放しというのはコンクリートを打設したまま、やりっぱなしということですからそうしたイメージになる訳です。

でも、さすがに何もしない訳ではなくて、一般的にはクリア系のコーティングをしていることが多いです。

それはなぜかと言うと、コンクリートの表面をそのままの状態にしたら、どうしても劣化が激しくなるから。

最初は美しい仕上のコンクリートであっても、雨風に晒され続ける内に、黒ずんできてしまいます。

そうなると、お世辞にも見映えが良いとは言えなくなるので、表面の劣化を防ぐためにもコーティングは必須になると思います。

今回はコンクリート化粧打放しの最後に、こうした見た目と使い勝手について、個人的な意見を書いてみます。

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コンクリート化粧打放しのまとめ


コンクリート化粧打放し仕上の納まりを考える際に、どうしても切り離して考えることが出来ない誘発目地の位置。

これは結構悩ましい部分じゃないかと思います。

型枠とセパ穴の割付、そして開口の位置などは、誘発目地の位置と無関係という訳にはいきません。

なので、誘発目地の位置や必要な開口のサイズ、型枠の大きさ・向きなどの情報を盛り込んで、現実的な割付をする必要がある訳です。

……まあこれは施工段階で検討するような話ではありますけど、前回はそのあたりを取り上げてみました。

ただ、誘発目地についてはもっと色々と書くべきことがあるので、このカテゴリとは別に取り上げようかと考えています。

誘発目地を検討する際には、壁の厚さに対してどの程度の目地サイズなのか、という「欠損率」が重要になります。

また、どの程度のピッチで入れるのか、構造体に対して欠損をしても良いのか、タイルの場合は目地とどんな関係なのか、などなど……

話題は豊富にあるので、ちょっとここで詳しく書き始めると、全然壁仕上の納まりについての話に進めません。

なので、別のカテゴリを改めて作成して、そのあたりの細かい話をしていければと思っています。

今回はコンクリート化粧打放し仕上について、検討すべき項目を簡単にまとめてみることにします。

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