石の種類は色々とある

前回は床石の納まりを簡単に紹介しましたが、床に石を採用する際には、考えておくポイントが結構あります。

床納まりだけを考えれば、コンクリートスラブを下げておくとか、そういう検討だけで済みますけど。

それ以外に考慮しておきたいのは、以下のような項目です。


・石種

・表面仕上

・サイズ

・目地


正直言ってこれらの項目というのは、床石の納まりに直接影響を与えるものではありません。

だけどある程度は知っておいた良い部分ですから、簡単にそれぞれの項目について説明をしておくことにします。


■石種


単純に「石」と言ってもその種類は様々で、石種によって採用出来る部位が違うことも多いです。

純粋に石の種類について説明をしてしまうと、恐らく殆どが建築と関係ない石についての話になるはずです。

なので、ここでは建築でよく使われる石の種類についてだけ簡単に紹介をしておくことにします。


・花崗岩(かこうがん)

硬くて色が豊富で、磨くと艶がよく出るという特徴を持っています。

その硬さによって、耐摩耗性と耐候性にも優れている為、建築で非常によく使われる石種です。

一般的には「御影石(みかげいし)」と呼ばれることも多いです。

あまり関係ない話ですけど、花崗岩の「崗」は第二水準の漢字なので、CADの種類やフォントによっては表示されない場合があります。

その場合は「花崗岩」ではなく「花?岩」という表示になる訳ですが、これをやらかすと結構馬鹿にされます。

特にオートキャド(AutoCAD)で作図された図面で、そういう失敗を時々見かけますね。


・安山岩(あんざんがん)

花崗岩とはちょっと種類が違いますが、硬質で耐火性に優れた石種で、鉄平石などが有名です。

アンデス山脈で産出されることが多く、アンデス山脈を短くして漢字をあてたのが「安山岩」だそうです。

私もこれは知らなかったんですけど、確認のために調べていたらウィキペディアにそう書いてありました。

受け売りを書くのはあまり好きじゃないんですけど、これはちょっと面白い話ですよね。

問題はその豆知識を使うチャンスがなさそうなことだけですね。


・大理石(だいりせき)

きっと一般的には最も有名な石種じゃないかと思います。

比較的柔らかい石種で耐薬品性にも劣りますが、美しい色と模様が大きな特徴になっています。

ただし、その特徴から、床石には向かない石種でもあります。


・石灰岩(せっかいがん)

微妙に種類は大理石と違いますが、建築で使われる際には大理石と呼ばれることも多いです。

特徴はほぼ大理石と一緒で、一般的には「ライムストーン」と呼ばれるものが石灰岩になります。

 

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