- ホーム
- 壁-納まりのポイント
壁-納まりのポイント
-
壁に求められる性能とは何か
前回の説明では、建物を構成する壁のひとつである木下地壁がどのような特徴を持っているのか、という部分について考えてみました。壁の種類には色々あって…という話で、それぞれの特徴や納まりなどについて今まで説明をしてきました。そして、前回までの話で取り上げてきた木下地壁で、ひとまず大雑把な壁の分類とその特徴についての説明は終わ…
-
木下地壁の特徴とは
建物の内部で多く採用される壁のひとつであるLGS壁、その特徴とイメージについて前回まで色々と話をしてきました。私のかなり長めの説明よりも、「これです」という写真を見た方が、間違いなく頭の中でイメージしやすいのではないでしょうか。それはそれで寂しい話ではありますけど、やはり百聞は一見に如かずなんですよね。だからこそ、建物…
-
LGS壁の簡単なイメージ
前回は建物を構成する壁の中で、特に室内の壁として採用されることが多い「LGS+石膏ボード」の壁について取り上げました。建築の納まりを覚える際に、この壁種は結構多く登場することになるため、当サイトでは「LGS+石膏ボード壁」ではなくシンプルに「LGS壁」と呼ぶことにしています。LGS壁は、LGSと呼ばれる薄い鉄で出来た下…
-
LGSと石膏ボードのコンビ
前回までの話では、建物を構成する壁の種類としてALCと押出成形セメント板の特徴を紹介して、工場で製作してくる製品についての話も少し取り上げました。現場でスムーズに取り付け出来るようにするためには、工場では適切な寸法で製作をしておく必要があり…というあたりの話をしていると、結構説明が長くなってしまいました。これから壁の具…
-
標準サイズが決まっていると……
ALCや押出成形セメント板など、工場で製作して現場で取り付けるタイプの製品は、現場での施工がシンプルになるというメリットがあります。しかしその分だけ事前の計画が重要になってくるというか、あらかじめ図面によって細かい部分についての検討を進めていく必要があります。そうした検討を踏まえて、そこで決まった寸法で工場製作をかけて…
-
工場で製作する際の問題点も
前回の説明では、建物の壁種のひとつである押出成形セメント板について、その概要と壁としてどのような特徴があるのか、という話を取り上げました。押出成形セメント板は呼び名が長いので、出来るだけ効率良く呼ぶことを目的として「ECP」と省略されることもあります。・耐火性能を持った建材である・高い耐震性を持っている・工場で製作して…
-
押出成形セメント板の特徴とは
前回は建物を構成する壁のひとつであるALC壁がどのようなものなのか、そしてどのようなメリット・デメリットがあるのかについて簡単に説明をしました。既製品であるため施工が早いという特徴があり、さらに軽くて施工性が良く、高い断熱性能を持っているという、かなり優れた建材だと私は思っています。そして皆が私と同じような感想を持って…
-
ALC壁の特徴とは
建物を構成する壁、そしてその壁を構成する材料による違いについて前回は考えてみました。鉄筋コンクリートで出来ているRC壁の特徴について話をしている中で、なぜか途中から自分の経験談に変わって話が進んでしまいましたが…RC壁が持っている特徴やメリットなどについては掴めたのではないかと思います。RC壁は建物を構成する壁としては…
-
RC壁の特徴と大変なこと
ちょっと話が長くなってしまいましたが、前回は建物を構成する壁について、その種類ごとに異なる特徴を知ることの重要性について説明をしてみました。壁を構成する材料として鉄筋コンクリート(RC)を採用するのか、それともLGSと石膏ボードを組み合わせたものを採用するのか。その選択の違いによって部屋の性能は結構違うものになります。…
-
材料毎に異なる壁の特徴を知る
建物を構成する壁の大まかな区分がどのような感じになっているのか、そしてそれぞれの壁がどのような役割を持っているのか。というような話を前回までの話では取り上げてきました。あくまでも概要なので説明としては簡単過ぎで、その壁が実際にどんな納まりになっているのか、というところまで説明することが出来ていませんが…大まかな区分とし…