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壁-コンクリート
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コンクリートそのままの場合
前回はコンクリート化粧打放し仕上について、私の個人的な考えを色々と書いてみようと思ったのですが、あまりポジティブな文章にはなりませんでした。要するに私はあまりコンクリート化粧打放し仕上が好きではない、ということになるのだと思います。もちろんこれは特定の建物や個人を批判している訳ではないですよ。もし自分が施主としてお金を…
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コンクリート打放しの劣化について
コンクリート化粧打放し仕上の特徴とか、施工する前段階で検討しておきたい要素がどこにあるのか、という部分について今まで色々と話を進めてきました。話がだいぶ長くなってしまいましたが、それも前回までの説明で一通り取り上げることが出来たかなと思います。まだまだ細かい部分について色々書きたいこともあります。Pコンを埋める場合の面…
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コンクリート化粧打放しのまとめ
コンクリート化粧打放し仕上の納まりを考える際に、どうしても切り離して考えることが出来ないのが誘発目地の位置になります。見た目としてはあまり良くないので入れたくないけれど、性能として必要になるので入れておくしかない。誘発目地というのはそうした思いが出やすいものです。しかし、もう建物の性能を満たすために必要であることは間違…
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誘発目地について考えてみる
コンクリート化粧打放し仕上の壁がどのような特徴を持っていて、納まりの検討ポイントがどのあたりにあるのか。という話を色々してきましたが、結構話が長くなってしまいました。もう少しだけ説明しておきたいことが残っているんですけど、話が長くなりすぎてしまいポイントがぼやけてしまいつつあります。長すぎて分かりにくい説明では読む方が…
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型枠の割付と開口の関係とは
建物を構成する壁をどのような見せ方にするか。そうした意匠的な部分について検討した際に、場所によってはコンクリート化粧打放し仕上として見せたい部分も出てきます。このカテゴリの最初あたりで紹介したように、コンクリート化粧打放し仕上は施工者側が結構苦労する納まりになりがちです。施工者側が大変なだけで設計者としては関係ない、と…
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パネコート900の納まりを考える
コンクリート化粧打放し仕上の壁が最終的にどのような見え方になるのか。その見え方が出来るだけシンプルで美しくなるにはどのような検討が必要なのか、ということで、前回はセパ穴と型枠パネルの割付について一般的な例を紹介してみました。上図のような感じでパネル割りとセパ割りの一例を紹介してみましたが、なんというかもう非常にシンプル…
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型枠割付の一般的な例とは
コンクリート化粧打放し壁を綺麗に見せるためには、型枠をどのように並べてコンクリートを打設するのかを意識しておく必要があります。それによって型枠のジョイントが線として見えてくる位置を調整していき、さらにはセパ穴の配置も出来るだけ均等に見せておく。そうやって検討・調整した結果として、型枠の線とセパ穴の配置が一定のパターンで…
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型枠の一般的な納まりを考える
コンクリート化粧打放し仕上の壁納まりを検討する際には、まず型枠の割付をどうするかの方針が必要になってくる、という話を前回は紹介しました。パネコートのサイズは「二六版」と呼ばれる600×1800か。「三六版」と呼ばれる900×1800のどちらか。それを縦方向に並べていく、つまり最終的な見た目としては、縦に伸びていく型枠の…
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化粧打放し用のパネコート
コンクリート化粧打放し仕上を採用しようとする場合には、まず打放し仕上がどのような特徴を持っているかを把握しておく必要があります。コンクリート下地がそのまま見えてくる、というか見せることになる壁なので、下地をつくる段階で表面を綺麗に仕上げておく必要がある。また、コンクリートを打設した状態をそのまま見せるため、コンクリート…
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型枠の割付がまずは必要
このカテゴリではコンクリート壁の納まりについて説明をしていく予定ですが、まずはコンクリート化粧打放し仕上という壁の特徴について色々と取り上げて来ました。コンクリート化粧打放し仕上の見え方、そして実際にどのあたりが難しいのか、そして美しく見える代わりに出来なくなることなど。こうした問題点について考えてきた訳ですけど、これ…