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床-防水納まり
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床仕上材の品番決定まで
今まで結構長い間、というか結構なボリュームで、様々な床仕上材の特徴や納まりについて色々説明をして来ました。もう少しきちんと整理することが出来そうな気もしますが、主な床仕上材についてはほぼ説明することが出来たのではないかと思います。もちろん当サイトで扱っている情報が全てではないので、まだまだ説明することが出来ていない床仕…
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防水工事の重要性と漏水のリスク
常時水を使う部屋では下階に水を漏らさないようにするため、アスファルト防水の納まりを検討して下地の対応をしていきます。しかし床にだけ防水層を施工しただけでは防水性能として不足であるため、床だけではなく立上りにも防水層を施工する必要がある。前回は防水層がどんな範囲で施工されれば良いのか、という話をして、下階に水を漏らさない…
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防水層の範囲と立上り
アスファルト防水を施工する部屋については、防水層や排水溝を納めるために床コンクリートのレベルを下げておく必要があります。そして、床コンクリートのレベルを下げておく際には、その範囲に絡む梁も合わせて下げておく。前回はそんな話を取り上げてみました。これは建物の構造体を考える際の基本的なことなので、言われなくても下げます、と…
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防水施工範囲と梁のレベル
水を使う部屋にアスファルト防水をする際には、防水層と床仕上材がちゃんと納まっている必要があります。そうした納まりを検討するには、まず床コンクリートのレベルを下げておくこと、そして排水溝に向けて水勾配をとっていくことが重要なポイントです。床コンクリートのレベルを下げておくことは、梁のレベルにも関わってくるため、一番最初に…
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出来るだけシンプルな勾配で
アスファルト防水を施工する必要がある部屋では、常時水を使用するか、もしくは一時的にたくさんの水を利用する機会が多くなります。だからこそ下階に水がもれないように防水をする訳で、その部屋で使用した水をきちんと処理するために排水の検討が必要になる。そうなると、まずは床上にある水を排水溝まで流していくため、床全体に水勾配を設け…
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水勾配と床仕上げ材の関係
アスファルト防水を施工する部屋では、コンクリートスラブを下げて防水を施工するスペースを確保する必要があります。これがまずは絶対に必要な対応で、その次に「どの程度下げておくか」の検討をする際には、その部屋で使われた水を排水するために必要な条件を考えることが求められます。水を流すためには排水溝を設けることと、床仕上天端に勾…
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水勾配の難しい部分について
このカテゴリでは、床仕上材についての話ではなく、その下地の納まりとしてアスファルト防水を取り上げています。防水の納まりを決める際には、検討しておくべき項目が結構たくさんあります。それぞれの項目ごとに求められる条件を満たしておく必要があって、それが防水の納まりを少し複雑にしているのだと思います。ただ、検討すべき項目はたく…
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排水溝廻りの納まり図
前回はアスファルト防水の具体的な納まり図ということで、床仕上材と防水層などの基本的な断面図を紹介してみました。コンクリートスラブの上にアスファルト防水層、その上に断熱材と押さえコンクリートとなり、最後に床仕上材がくる。そうした関係の例として、防水を施工する場合の床仕上材や防水層などの納まり案として、以下のような断面図を…
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アスファルト防水の床断面図
前回は建物の防水工事をする際に、建築の納まりとしてはどのあたりに気を使えば良いのか、という点について考えてみました。そこで紹介した項目を改めて箇条書きしてみると、以下のようなものでした。・コンクリートスラブのレベルは下がっているか・関連している梁は下がっているか・周囲の壁下地は何か・勾配はどうなっているか・床と壁の仕上…
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防水納まりで気を付ける点とは
建物の中で水を使う部屋がある場合、下階に水が漏れてしまわないような対応をしておく必要があります。これは建物を利用する側が持っている「当たり前」の感覚を守るために、造り手側が考える必要があることです。そうした検討が出来ていないと、例えば上階の浴槽から少しずつ水が漏れてきて、下階の天井を濡らした結果カビが生えたりします。も…