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床タイルの納まり-まとめ
このカテゴリでは床仕上材としてタイルが持っている特徴や納まりについて色々と説明をしてきました。割付の話など、床仕上材だけではなく壁仕上材にも当てはまるような話もあったので結構説明が長くなってしまいました。ビニル床シートについて説明をした際にはすんなり終わったんですけど、項目が進むごとに少しずつ話が長くなっている気がしま…
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水勾配の基本と勾配の種類
床仕上材としてタイルが持っている耐水性という特徴から、屋外や浴室など常時水がかかる場所の床仕上材にタイルが採用される場合が多くあります。そうした常時水がかかるような場所では、床タイルの上にかかった水を排水溝まで流していくために、床全体に勾配をつける必要があります。水勾配を設けないと、そこには常に水が留まって流れない状態…
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タイル調整をする場合と水勾配
床タイルの割付を検討している中で「あと少しできれいに割り切れる」という状況は、実際に検討してみると結構あります。そうした状況になった際には、目地の巾を微妙に調整していくことによって、床面に対してタイルをきれいに割り付けることが出来ます。つまり、タイルを切ることなく製品の大きさそのままで並べていくことが出来る、ということ…
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目地調整という選択肢も
前回はタイル割付をする際の考え方として、半端なサイズをOKとするかどうか、という話をしました。自分の家だとしたらどうするか、という話も例えばの話で取り上げてみました。こうした現実的な視点で考えてみると、自分だったらどうするかという基本方針というか考えが出てくるものです。実際に建物は非常に身近なものですから「自宅だとした…
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床タイル割付と壁位置の関係
床タイルを出来るだけきれいに配置することを考えて、図面上でタイルを配置してみるというタイル割付図の考え方を前回は紹介しました。下図のようなサンプル図面を作図してみて、具体的にどのように調整していくのかという例を出してみました。X方向は壁の中心を基準として、Y方向は出入り口の中心を基準として、出来るだけ小さいタイルが入ら…
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タイル割付図とは何か?
床仕上材だけではなく壁仕上材の場合も同様に、タイルというのは実際のタイルサイズと目地の巾という考え方があります。それを意識しないでタイルの色や模様だけを考えてしまうと、後で寸法的な部分で苦労をすることになる可能性が高い。そんな話を、私の失敗談とあわせて前回は紹介しました。建物を造っていく際には、色々な製品を工場で製作し…
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タイルのサイズを気にする理由
前回はタイルの大きさと目地との関係について話をしてみました。タイルの大きさ表記は一般的に「目地込み」で書かれていることが多く、100角タイルと言っても実際には目地の巾を引いた大きさになっています。呼び方と実際の寸法が違うというのは、慣れてしまうまではちょっと分かりにくい話なんですけど、建築の世界では結構あったりします。…
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タイルサイズと目地の関係
前回は床タイルの納まりについて検討をする際に、タイルのサイズについて考えることと、タイルには目地があるという話を簡単に紹介しました。目地はタイルを納めるために必要なもので、目地がないとタイルは仕上材として成り立たなくなってしまいます。なので、タイルと目地は自然とセットで覚えていくことになります。また、目地という言葉はタ…
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タイルの大きさと目地
床タイルを施工する際には、下地となるコンクリートスラブのレベルを下げておくことを検討していく必要があります。というような話を前回は紹介しました。どの程度下げておくのかは、タイルの厚み+施工に必要な寸法+ある程度の施工誤差を吸収出来る寸法という計算になります。具体的には50mm程度下がっていれば間違いなく納まる寸法だと言…
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敷きモルタルなしで納める
前回は床タイルの一般的な納まりと、下地であるコンクリートスラブを下げておくことについて説明をしてきました。下げておいたスラブの上に敷きモルタルを施工して、その上に床タイルを貼っていく、というオーソドックスな納まりです。なぜ敷きモルタルを施工するのかというと、ひとつには、そのほうが下地の精度が高くなるから、という理由があ…