JBやJ&Pなどの粗面仕上

前回は石の表面仕上げについて説明を始めましたが、研摩仕上げとして本磨きと水磨きを取り上げただけで終わってしまいました。

表面仕上げの種類はあと3種類あります。

・粗面仕上

・叩き仕上

・割肌仕上 

今回は引き続き石の表面仕上げについての説明を続けます。


■石の表面処理


●粗面仕上

研摩仕上げとは違い、砥石を使用しないで表面を粗く仕上る処理で、表面に凹凸が出来る仕上がりになります。

防滑性能が高いことから、床材で採用されることが多い仕上です。


・ジェットバーナー仕上

石材の表面を高温で加熱して石の中に含まれる結晶粒をはじけさせ、表面の凹凸を出した状態です。

JB仕上と書かれていたらこの仕上になります。


・ジェット&ポリッシュ

ジェットバーナー仕上は少し粗いので、その状態から表面をナイロンブラシなどで磨いた状態です。

当然ジェットバーナー仕上よりも柔らかい仕上になり、最近はJB仕上よりも多いような気がします。

統計をとった訳ではなくて、これはあくまでも個人的な感触ですよ。

図面的な話をすると、文字での表現としてはJP仕上またはJ&P仕上という書き方になります。

ちなみにこれは結構恥ずかしい話ですが、私はつい最近までこのジェット&ポリッシュ仕上の存在を知りませんでした。

とある仕事で始めて「床仕上:花崗岩t25JP」という文字を見た時、私はすぐにこう思いました。

「JP」じゃなくて「JB」じゃないか……この図面を描いた人は図面チェックしてないな、って。

特に仕事に関する知識に限っては、「知らない」ということは時には恥ずかしいこともある。

この時の私は身を持ってそれを知りました、とか難しそうなことを書いてますけど、単純に恥をかいただけです。


・ウォータージェット

ジェットバーナーは火を使いますが、ウォータージェットでは高圧の水を使って石材の表面に凹凸をつけます。

石材の色合いがよく出るという特徴を持っています。


・ショットブラスト
・サンドブラスト

石材の表面に、ショットブラストなら小さな鉄球を、サンドブラストなら細かい砂を吹き付ける仕上です。

吹き付けるものによって凹凸や表面の雰囲気は変わります。

透明なガラスのコップに砂を吹きつけて、部分的につや消し状態にする手法をサンドブラストと呼びますが、原理はほぼ同じです。

観光地に行くと、こうした「ガラス加工体験工房」などでサンドブラストを楽しむことが出来ます。

石材のサンドブラストはなかなか体験出来ませんが、石材の表面に文字を記入したりする際にはこの手法が使われます。

 

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