びしゃん仕上とか割肌仕上とか

かなり長くなってしまいましたが、今回も引き続き、石の表面仕上げについての説明を続けます。

・叩き仕上

・割肌仕上

残るのは上記の2種類ですから、表面仕上げについては今回で終わりになると思います。


■石の表面処理

●叩き仕上

石材の表面を工具によって叩くことで凹凸を付ける手法で、基本的には職人さんの手作業になることが多いです。

こうした作業は人の手よりも機械の方が効率的かも知れませんが、手作業による仕上もありだと思いますよ。

・びしゃん仕上

「びしゃん」と呼ばれる工具で石材の表面を叩くことで、独特の凹凸を付けていく仕上です。

びしゃんというのは、肉を叩いて柔らかくする調理器具と似たような形をしている工具です。

こんな感じの調理器具とか……

 

肉たたきに近い形状

 

こんなのとか……なにやら攻撃的なフォルムですよね。

 

 

こんな感じか?

 

2つめの画像は冗談ですけど、先端の形状はまさにこんな感じで、たくさんある先端で石の表面を叩いていく訳です。

かなり根気が要りそうな作業で、正直私には出来そうもありません。

・のみ切り

石材の表面をのみで叩くことによって凹凸を付ける手法で、のみの大きさによって見た目は変わってきます。

正直言ってあまりやらない仕上です。

・小叩き

先の細い工具を使って、一方向に細かい線が入るように叩いて仕上げていく手法です。

これを手作業でやるのは非常に大変そうですが、見た目はかなり良い感じになります。

 

●割肌仕上 

これは石材を割ったそのままのテクスチャを見せる手法で、荒々しい表面仕上を楽しむことが出来ます。

ただ、石種によっては簡単に割れてくれない石もあるので、割肌仕上が難しい場合もあります。

石材を割ったままの仕上なので当然のことですが、隣に張る石と面を合わせることが出来ません。

せっかくの割り肌仕上なのに、端部だけは綺麗に垂直に揃っていたら、逆におかしいですよね。

ちなみに、割ったままの表面は凹凸が大きいため、床材にはあまり向かない仕上になります。

外部の通路とかで、あえて狙ってやる場合もあるかもしれないけど……あまり歩きやすくないですからね。

 

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