LGSの仕様と使い分けの方針

前回まではLGS壁の特徴について色々と説明をしてきましたが、メリットとデメリットについてはもう大丈夫だと思います。

なので、そろそろ次のステップとして、もう少し具体的な納まりの話に進んでいくことにしましょう。

今回取り上げるのはLGS壁を構成するLGSにはどんな種類があるのか、という仕様についての話です、

乾式壁と呼ばれるLGS壁はコンクリート壁に比べて確かに手軽ですが、もちろん色々と検討が必要なところもあります。

今回紹介するLGSの仕様もその中のひとつで、これをきちんと検討しておかないと後で大変なことになってしまう可能性も。

とは言ってもそれほど複雑で面倒な話がある訳ではないので、まずはLGSの仕様を確認しておきましょう。

その後で、どんな場合にどのようなLGSを採用すれば良いのか、という話に進んでいければと考えています。


■LGSの仕様


コンクリート壁は打設や型枠解体などの手間がありますが、LGS壁はモノさえあればすぐに施工することが出来る。

前回はそんな話をしましたが、施工するにあたってその場に適切な仕様のLGSがないと何も出来ません。

まあ当たり前の話ではありますけれど、モノがなければ何も施工をすることが出来ないし、施工する壁によって必要なモノが変わる場合もあります。

と言うことで、まずはLGSの仕様を図面にしてみました。

LGSの仕様

JIS規格のLGSには上記5種類の仕様があって、その中から場所によって適切なLGSを選定していく必要があります。

実際にはLGS45という製品もありますが、これはJIS規格外になるので、ちょっと選定しにくいというのが正直なところです。

LGS50と5mmしか変わらないので、それならばLGS50にするか、ということになりがちなんです。

 

■LGSの使い分け条件


どうして同じLGSでも色々な大きさがあるのか、という点がまずは疑問として出てくると思います。

ここで覚えておいて頂きたいのが、LGS壁はその高さによってLGSのサイズが変わる、という基本ルールです。

具体的にはどのような区分になるのかというと……


LGS50型  : 高さ 2.7m以下(ただしボード片面のみ)

LGS65型  : 高さ 4.0m以下

LGS90型  : 高さ 4.5m以下

LGS100型 : 高さ 5.0m以下


という高さの区分になっています。

LGS75型については、標準仕様書を調べてみても高さ制限が記載されていないんですよね。

実際に75型を採用したこともないし……

具体的な説明でこうした表現はあまりしたくないのですが、LGS75型は恐らくほとんど使われないので、とりあえず忘れても大丈夫です。

壁の高さによって下地であるLGSが少しずつ大きなサイズに変わっていく、というのは感覚的に理解しやすいのではないかと思います。

 

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