石膏ボードの厚みと大きさ

色々な条件によってLGS壁下地のLGSサイズが決まること、それを出来るだけ早く決めておく必要があること、などを前回は説明しました。

これは設計段階というよりも施工段階で検討すべきことですから、設計の図面に関わっている方にはあまり関係がないかも知れません。

壁厚が変更になった分だけ建具の枠が大きくなるけれど、もう工場で建具枠を造っているから変更は難しい……

こうした話題は施工側である現場でよく交わされる言葉で、あまり設計には影響が大きくない話題ではあります。

しかし設計をしている以上はそうした原則を知っておくべきだし、知らないよりも知っている方が有利だとも思います。

なので、別にここまで細かく知らなくても設計は出来る、と言わずに色々なことを知っておくことをオススメします。

ただ、余計な知識を増やすように頑張ってしまい、本当に必要な知識が疎かになってしまう、というのもよくある話です。

それでは折角の知識が勿体無いので、色々な部分をバランスよく吸収していくのが良いんじゃないかと思います。

さて、LGSの仕様についての話はこのへんにしておき、今回はLGSを建てた後に貼ることになる仕上材、石膏ボードを取り上げてみましょう。


■石膏ボードの厚み


石膏ボードについて説明する際に、まずは確認しておきたいのが「石膏ボードにはどんな種類があるの?」という話です。

LGSと同じような考え方で、石膏ボードはあらかじめ決められている既製品から適切な材料を選定して施工していくことになります。

壁の仕様によって使い分けられるということで、石膏ボードは厚みや性能別に色々な種類が用意されているんです。

今回はそのあたりを調べていくことにしますが、まずは石膏ボードの厚みがどんな種類に分かれているかというと……


・厚さ 9.5mm

・厚さ 12.5mm

・厚さ 15mm

・厚さ 21mm


こんな区分で厚さが分かれています。

最後に記載した21mmというのはちょっと特殊な石膏ボードなので、一般的なものは9.5mm・12.5mm・15mmの3種類になります。

最もよく使われるのは、今までの経験からしか書くことは出来ませんが、多分12.5mmではないかと思います。

逆に15mmはあまり使った記憶がないので、頻度としては少なめなのかも知れません。

 

■石膏ボードの大きさ


厚みの次に考えるのは石膏ボードの大きさですが、一般的な大きさは910mm×1820mmになります。

なぜちょっと中途半端なのかというと、単純に1尺が約303mmというモジュールがあるから。

910mm×1820mmは尺貫法で言えば3尺×6尺の大きさで、「さぶろくばん」と呼ばれることがあるのはそうした由来からです。

910mm×1820mm以外のサイズも幾つかあるので、一通りピックアップしてみるとこんな感じです。


・910mm × 1820mm (3×6版)

・910mm × 2420mm (3×8版)

・910mm × 2730mm (3×9版)

・1000mm × 2000mm (メートル版)


メートル版が一番分かりやすい気がするんですけど、建築業界の中ではあまり一般的ではなく、3×6版がメジャーな存在になっています。

これも慣れれば特に違和感がなくなるので、この数値で覚えてしまうことをオススメします。

 

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