フローリングとその特徴-1

今回取り上げる床仕上材は「フローリング」です。

フローリングというのは何かというと、簡単に言えば木質系の素材を使った床仕上材を指します。

イメージはこんな感じです。

 

フローリングの一例

 

もちろん一括りにフローリングと言っても、材質や工法はによってグレードや使用感は様々。

仕様や工法、そして納まりについてはもう少し後で詳しく説明しますが、まずは木質系の床という認識でOKです。

と、ここでわざわざ説明をしなくても、フローリングは非常に有名な仕上材ですから、皆さんすぐにピンとくると思います。

マンションなどに住んでいると、廊下やリビングは大抵の場合フローリングになっているはずですから、毎日触れている方も多いでしょう。

私の自宅もリビングはフローリングにしました。

当時のことを思い出してみると、その時はフローリング以外の選択肢を特に考えることがなかったような気がします。

もうイメージ的にはリビング=フローリングみたいな感じになっていて、他の仕上材が入る余地はなかったみたい。

きっとこれは私だけではないはずで、そういう意味ではかなり馴染みのある仕上材と言えるんじゃないでしょうか。

今回はとりあえず、フローリングの長所・短所を含めた特徴について考えてみたいと思います。


■フローリングの特徴

フローリングは今まで説明してきた仕上材と違い、木という自然の素材がベースとなっています。

なので、長所も短所も大抵の場合、そのまま木の特徴ということになる場合が多いです。

・調湿性がある

材質が木ですから、室内の湿気を吸収したり、逆に放出したりする性能を持っています。

室内の湿気が多ければ木材がそれを吸収して、乾燥すれば木材の中から湿気を放出するという感じです。

これは天然素材である木が持っている大きな特徴です。

その結果として、室内の湿度がある程度は一定に保たれる傾向になり、快適な居住空間が出来上がります。

最近は調湿性壁紙などもありますけど、やはり木の調湿性能は魅力的ではないかと思います。

・伸び縮みがある材料

これは先ほどの調湿性と同じ話になるんですけど、木材は湿度が高いと湿気を吸収して伸びる特性を持っています。

そして逆に乾燥したときには、持っている水分を放出して収縮するという特性も持っています。

そうした特性から、湿気の高い梅雨時などは伸びて、乾燥する冬場などでは縮む傾向にあります。

まあこの問題は、きちんとした施工方法を実施すればあまり問題になることもないですけど……

例えば乾燥した冬にフローリングを隙間なく敷き詰めてしまうと、夏場に膨張した際に困ったことになる訳です。

ビニル床タイルと違いフローリングは天然素材を使うことになる為、これはある程度仕方がないことだと言えるでしょう。

・美しい素材感

木が持っている美しい素材感を楽しめる事が、フローリングの一番の長所ではないかと思います。

木の材質や色などの選択肢も豊富ですから、自分がイメージする床の素材はきっと見つかるはず。

まあカーペットみたいに派手な仕上とはなりませんけど、木目というのは他の素材に真似できない温かさがありますよね。

まあ今どきは鋼製ドアなどに木目を印刷する技術があるので、真似できないというのは少しウソなんですけど……

「本物の木」だけが持っている素材感というのは、やはり大きなメリットだと言えるでしょう。

フローリングの特徴については、もう少し書くことがあるので次回に続きたいと思います。

 

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