床タイルの特徴を考える

前回はタイルの種類について途中まで説明をしましたけど、結局「あまり関係ありません」みたいな変な話に。

どうも説明が上手くなくて申し訳ありませんが、まあとにかくタイルは大きく3種類に区分されるということでした。

ただ、これは知識として知っているだけで充分な話です。

例えば床タイルなのにツルツルで薄いタイルとか、そういうミスマッチはメーカー側がやらないですから。

そのあたりは、メーカーのカタログにある「外装床:◎」「内装壁:×」みたいな表記を参考にすると良いです。

ただ、他の床仕上材に比べて床タイルってどうなの? という話もあるので、今回は床タイルの特徴について考えてみる事にしましょう。


■床タイルの特徴

これは床に限った話ではありませんが、タイルという材料には以下のような特徴があります。

・意匠性に優れている

・耐久性、耐候性に優れている

・化学的安定性がある

・熱に強く安定した材料である

・水にも強い材料である

・耐摩耗性に優れていてメンテナンスが容易

・ただし割れるとメンテナンスが大変

・製品によっては水に濡れると滑りやすい

・比較的高価な仕上材である

・素足では冷たい

床タイルには色々な特徴がありますけど、なかなか利点が多い仕上材ではないかと思います。

値段がちょっとネックかも知れませんが、部分的に「ここはグレードが高い」みたいなところで活躍します。

 

■よく使われる場所

床タイルには上記のような特徴がある為、建物の中では以下のような場所で採用されることが多いですね。

・エントランス(意匠性・耐久性・耐水性)

・風除室や外部(意匠性・耐久性・耐水性)

・浴室(耐水性・水洗いなどのメンテナンス性)

・トイレ(意匠性・水洗いなどのメンテナンス性)

建物の顔とも言えるエントランスホールなど、高い意匠性を求められる場所に床タイルは採用されます。

やっぱりタイルは格好良いですからね。

落ち着いた色や質感、水に濡れても変質しない材料の性質、高い耐摩耗性などを考慮すると、タイルというのはやはり有力な候補になるんです。

もう少しグレードが高くなると、選択肢は微妙に「タイル」から「石」に移行していきますが……

個人的にはタイルでも充分にグレード感があると思っています。

カーペットでも充分にグレード感を示すことは出来るんですけど、残念ながらカーペットは水に弱いですからね。

フカフカで高いデザイン性を持ったカーペットも、濡れてしまうとちょっと台無しみたいなところがあります。

簡単にモップをかけることが出来るタイルは、外部からのアクセスが多いエントランスに適した仕上材だと言えます。

それは良いんだけど、建築の納まり的にはどうなのか……という話は次回に続くことにします。

 

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