今日は2013年 11月 11日

少し前から仕事が急激に忙しくなってしまい、当サイトの記事を更新するのはかなり久しぶりとなってしまいました。
一番最近の記事で 2013年 5月 17日 ですから、かれこれ半年近く更新していないことになります。

せっかく建築の納まりについて色々と解説をやり始めたのに、残念ながら途中で止まってしまっている状況です。
最初から読んで頂いている方に対して「これはもう少し後で説明しますね」と書いていますが、今のところ実現していない項目がたくさんある。

この現実を本当に申し訳なく思っています。
アクセス解析などを調べてみる限りは、当サイトを訪問して頂いている方は結構いらっしゃるようです。

これは情報を発信している方であれば皆同じだと思いますが、とても嬉しいことで、もちろん私も本当に嬉しく思っています。
しかし読んで頂いている方の人数が多くなればなるほど、「後で説明」が実現できていない状況が重くなってきます。

今の状態では、当サイトから得られる知識も中途半端になってしまい、役に立つサイトと呼ぶことは残念ながら出来ません。
このまま中途半端なサイトのままでは私も落ち着かないので、これから少しずつ更新ペースを取り戻したいと思っています。

今後とも当サイトを見捨てずに訪問して頂けると嬉しいです。
具体的な納まりについての話は少しずつペースを戻していくことにして、今回は反省の意味もあるので今までの経緯を色々振り返ってみたいと思います。

■続けることの力

継続は力なり、という言葉があります。
この言葉は本当に名言であり、事実であるから名言となり得る訳ですけど、実行するのが非常に難しいことでもあります。
少なくとも私にとっては、かも知れませんが…

毎日1時間早起きして興味のある分野について勉強を継続すれば、1年後には相当な知識がついているはず。
そしてその知識を何らかのかたちで発信することによって、さらにその知識は確かなものになっていきます。

これは間違いなく事実だし、どんな分野の勉強をするにしても間違いなく理想的な状態ではあります。
…なんですけど、いざそれを実行しようとすると、かなり難しいというレベルの話じゃなく、もう至難の業というレベルなんですよね。

継続が最も難しい

だけどそれを確実に実行することが出来れば、自分にとって大きなプラスになるに違いない。
そういう思いもあって、自分の勉強の為という目的で毎日少しずつでも建築の納まりについての解説を書き続けていました。

実際にやってみると、最初にペースを作るのはものすごく大変だけれど、一度この習慣を付けてしまうと後はそれほど大変ではありませんでした。
習慣というのは変えるのが大変な分だけ、一度身につけてしまうと「やらないと気持ち悪い…」という気持ちになるんですよね。

しかしあまりにも仕事が忙しく、どうしても取れない時間に負けた結果「仕事に集中」という言葉でこの習慣を放棄することに。
これはある程度は仕方がない話ではあるんですけど、忙しさが通り過ぎた後でも、一度失われた習慣を元に戻すのは難しい。

■元に戻すのは簡単じゃない

あまりにも忙しくて解説文を書くことが出来ない、30分でも自宅のパソコンに向かえない、というのは実際にあるというかもう本当のことなんです。
もちろんプロとして仕事をしている訳ですから、忙しいというのは相手からの要望がたくさんあるということで、嬉しい事でもあります。

だからこそ全力で仕事にぶつかっていきますけど、その忙しさも永遠に続く訳ではなく、少しずつ落ち着いてくるのが普通です。
もちろん私の場合もそうだったんですけど、問題はその後にあるんです。

・忙しくて時間がない → 文章を書くことを中断

・忙しさが落ち着いて時間が取れる → では文章を書くことを再開

これらは順番が反対になっただけなんですけど、それにかける手間というか労力は全然同じではないんですよね。
今やっていることを中断するのは割と簡単です。

確かに今までの習慣があるので「ちょっと気持ち悪いな…」という思いはあるんですけど、そうした思いはずっと続く訳ではありません。
今まで眠くても机に向かっていた習慣を「これ以上は明日の仕事に関わる」と言い訳しつつやめれば済む話なんです。

人間は基本的に楽な方向に流れていくものなので、自然に身を任せて行動すれば、特に苦労することなくそうなります。
そうなれば何もしないことが習慣になるので、もちろん仕事はするんですけど、眠いけど自宅で頑張ることはしなくなります。

しかしその反対の行動として「よし、今日から机に向かう習慣を再開するか」とはなかなかならず、習慣をもとに戻すのはかなり大変です。
これは私の意思が弱いだけと言ってしまうとそれで終わりなんですけど…

それでも半年のブランクで元に戻りたい、というのが私の気持ちですから、出来れば自分の思った通りに行動をしたいものです。
以上、書いてしまえば少しは勢いがつくんじゃないか、というセコイ思惑もありつつ、更新再開のお知らせを終わります。