タイルのサイズを気にする理由

ちょっと分かりにくい話ですが、タイルの大きさ表記は一般的に「目地込み」で書かれていることが多いです。

だから実際の大きさをカタログで確認しておかないと、後になって「サイズが違いました」となる場合もあります。

そうした間違いをなくす為に、タイルを選定する際にはカタログをよく確認しておくことが大事です。

と言っても、実際にどのタイルを貼るのかを選定する際には、実際のサンプルが手元にあることがほとんどですが……

それでも、実際にそのタイルを計ってみることだけは、念のためにやっておいた方が良いと思います。

まあ細かい寸法まで、カタログにはきちんと書いてありますから、それでも問題はないですけど。


■ちょっと雑談

タイルのサイズは大抵の場合が目地込み寸法になっていて、カタログを見ればそれも確認することが出来る。

だから確認さえしておけば間違えようがない、ってなるとは思いますが……

ところがどっこい(古いですね)現実はそんなにスムーズにはいかないこともあるんです……時には。

いつもと一緒だから大丈夫だろうと油断していると、時々信じられないくらい初歩的な失敗をすることもあります。

例えば、前回書いたタイルのサイズについての話ですが、目地込み寸法なのかタイル実寸なのかの間違いを私は一度やっています。

目地込みだと思って寸法を検討していたら、実際にはタイル実寸になっていて、あらゆるところが納まらない状態に。

そうなったあとで「どうしてこの納まりなのか」についての質問に答えるのは、今思い出しても非常にツライものでした。

タイルなんだから、使う製品が目地込み寸法なのかどうか、普通は最初に確認するものだよね?

そう言われると、というか言われましたが、その通り過ぎて返す言葉も何もありません。

そういう恥ずかしい失敗をしない為にも、最初に覚えたことは仕事に慣れた後でもきちんと実行したいですね。

 

●タイルの割付をどうするか

こうして床タイルが目地込み寸法なのか、それとも実寸なのかを確認することにいったい何の意味があるのか。

そう思う方もいるかも知れませんが……

床タイルを施工する際には「割付」が必要になってくるので、タイルの大きさと目地巾は結構重要な要素なんです。

タイルというのは決まった大きさの部材を連続して貼っていくものですが、貼る範囲は決まっています。

そうすると、その範囲の中にどんな貼り方をしていくのか、というのが問題になってきます。

部屋の真ん中にタイルを貼っていくのか、それとも部屋の端からタイルを貼っていくのか、それとも他に基準があるのか。

これは設計段階ではそれほど考えなくても良いことですが、実際に施工をする段階では色々と考えなくてはいけません。

部屋の大きさは決まっている訳ですから、どこから貼り始めるのかによっては、部屋の端で中途半端な隙間が残る事になります。

そうなるとタイルをカットして貼ることになる訳ですが、余りにも小さいタイルが入るのはデザイン的に変です。

だから出来るだけ変なところがないように、タイルを貼る前にあらかじめどんな状態になるかを検討しておく必要があるんです。

こうした図面を「タイル割付図」と呼びます。

床は大きなタイルが多くて、壁と較べると割付についてあまり厳密に調整しないでも良いこともあります。

だけど、少しの調整でタイルがキッチリ貼れるのならば、事前に検討しておいた方が良いと思います。

タイル割付図が実際にどういうイメージになるのかは、次回に改めて説明をしてみます。

 

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