建築と設備の関係について

建築の納まりを検討する際には、単純に建築の要素だけではなく、設備関連の納まりも考慮する必要があります。

これは普段自分の家でどのような生活をしているかを考えれば、当たり前の話だよな…と納得する話だと思います。

朝起きて顔を洗う際には水やお湯を使いますし、朝ご飯を食べる為にオーブントースターを使うこともあるでしょう。

仕事から帰ってきたら照明を付けて、お風呂に入った後はくつろぎながらテレビを見るかも知れません。

そうした日常的な生活の中で、前回紹介した各設備は切っても切れないような密接な関係にあるんです。

設備がきちんと用意されていない家というのは、何も便利な部分がない単なる箱という状態で、それは家とは呼べません。

そうした要素を意識しないで建築の納まりを検討しても、それはやはり片手落ちと言うしかないと思います。

ただ、こうした理想的な納まり検討のあり方について書くときに、結構無視できないような大きな問題があります。

今回はそのあたりのついても少し触れてみたいと思います。

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建築工事と電気・空調・衛生工事


前回はLGS壁をどこまで施工するのかと、それに大きな影響を受けることになる設備・電気工事を取り上げてみました。

当サイトは建築の納まりを解説していくことをメインテーマにしているので、電気や設備などはあまり関係ないと感じる方も多いかも知れません。

しかし、本当に建物の納まりを考える際には、建築のことだけを考えている訳にはいかない、というのが現実です。

それらを総合的に考えて納まりを決めていかないと、頑張ったのに見映えがあまり良くないなどの残念な状態になってしまいます。

建築は非常にきれいに納まったのに、その外側に照明器具が露出で出ていたり、スイッチと配線が見えていたり、などなど…

まあ結構良くある話です。

デザインをすっきり見せようと頑張りたい部分であればなおさら、電気設備や空調工事との調整をきちんとやりたいところです。

今回は「建築の納まり」とは少し話がそれてしまいますが、電気・設備工事について少しだけ説明をしたいと思います。

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建築だけで図面を検討するリスク


LGSをどこまで施工するのかを計画する際には、施工しようとしているLGS壁がどんな性能なのかが重要になってきます。

上階の床コンクリートまで壁が必要になるのか、それとも天井から下までの壁で良いのか。

これらの区分をすることによって、必要以上に壁を施工することがなくなり、コストも有利になります。

しかし、施工工程について考えた時に、LGSの施工を2回に分けたくない場合も結構あるものです。

そうした場合に限っては、LGSを全部上階の床コンクリートまで伸ばしておく、というやり方もあります。

もちろん建物の規模によって、どんな手順で施工を進めていくのが効率的なのかは大きく違ってきます。

天井から下でOKの壁が僅かであれば、それだけの為に後工程を残すよりも先にやってしまおう、という考え方も出来るということです。

このあたりの話は前回取り上げましたが、これはあくまでも建築だけの都合で考えた場合の話です。

もう少し別の視点でものを考えた場合、あまり簡単にLGS壁を上階スラブまで伸ばすことが難しい、という話をしてみます。

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LGS壁を施工するタイミング


壁をどこまでたてるかによってLGSのサイズが変わってくるので、多少手間ではありますが、区分をしっかりとやる。

これが一般的な考え方ではありますが、これは単純に図面上で考えた場合の理論でしかありません。

もちろん大抵の場合はこの考え方で進めて問題ないはずですけど。様々な要素を考えた時に、LGSのサイズを統一することがベターな場合もあります。

建物条件はそれぞれのプロジェクト毎に少しずつ違っていて、前と同じ考え方が必ずしも正解ではない、ということです。

その選択がベストだったかどうか、というのは、そのときにはなかなか分からないものですけど…

それでも、色々な考え方があってその中から何を選択するのか、選択肢が多い方が有利ではないかと私は思います。

と言うことで今回は、全部のLGSを天井裏まで建てる場合もある、という話をしてみたいと思います。

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LGSのサイズを決定する手順


LGS壁というのは、天井から下にあれば良い場合と、天井裏にも必要な場合があって、それによってLGSのサイズが変わります。

特に必要とされない場所で天井裏にも壁を設けたりすると、大きなLGSを採用することになり、コスト的にも不利。

だからこそ、必要最小限の範囲だけを天井裏までLGS壁として、それ以外の部分は天井から下の壁にしておきたい。

そんな話を前回までしてきましたが、今回はもう少し具体的な数字を出して話を進めてみます。

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