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50LGS壁仕様と天井内の関係
LGS下地に石膏ボードを張っていく壁の仕様によって、床から天井まで壁があればOKという納まりのパターンもあります。一方で、耐火性能とか遮音性能などが求められる場合には、天井面から上階の床コンクリートまでも壁が存在している必要がある。そうしないと、万が一火事が発生した際に、天井裏が全部繋がっていて建物全体が燃えてしまうこ…
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建築と設備の関係について
建築の納まりを検討する際には、単純に建築の要素だけではなく、設備関連の納まりも考慮する必要があります。そうした総合的な検討をしていかないと、建築だけが綺麗に納まったけれど、設備関連は全然綺麗に見えないとか。そうした非常に残念な状況になってしまうので、設備は専門外とか言わずに勉強をしていかないといけません。とは言っても、…
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建築工事と電気・空調・衛生工事
LGS壁を天井から下だけ施工するのか、それとも上階の床コンクリート下まで施工するのか。この「どこまでをLGS壁として施工するのか」は求められる性能によるため、それぞれの部位ごとに施工範囲は変わってくることになります。そして、その施工範囲によって大きな影響を受けることになるのが、電気設備・空調設備・衛生設備ということにな…
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建築だけで図面を検討するリスク
LGS壁の下地であるLGSをどこまで施工するのかを計画する際には、施工しようとしているLGS壁がどのような性能を求められているのかが重要になってきます。耐火性能が必要なLGS壁であれば上階の床コンクリートまで壁が必要になるし、一般的な間仕切りとしての性能だけでOKであれば天井から下までの壁で良いことになる。これらの区分…
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LGS壁を施工するタイミング
建物の中に存在する壁は場所によって求められる性能が違ってくるため、まずは必要な性能がどのようなものかを確認しておく。そしてその性能を満たすためにはLGS壁をどの高さまで施工するのか、という部分も考えていき、その区分によってLGS自体の規格サイズも決まってくることに。こうした区分は建物の規模が大きくなればなるほど手間がか…
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LGSのサイズを決定する手順
LGS壁というのはその部位ごとに求められる性能が違っていて、その性能によっては、天井から下にあれば良い場合と、天井裏にも必要な場合があります。そうした性能やどの高さまでLGS壁を施工するのかの違いによって、採用されるLGSの規格サイズが違ってきます。というような話を前回は紹介してきました。同じ性能を満たす建物をつくるの…
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LGS壁の仕様と高さの考え方
建物を構成する壁の中には色々な性能が必要になってきて、そうした性能によって、LGS壁がどの高さまで必要になるのかが変わってきます。・天井裏まで、つまり上階の床コンクリート下までの範囲に必要なLGS壁・天井裏までは必要なくて天井から下だけに必要なLGS壁どこまでの高さにLGS壁が必要になるのかは、大きくは上記のような考え…
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天井までの壁で良いかどうか
LGS壁にはたくさんの仕様が用意されていて、建物をつくっていく側がどのような製品を採用するかを選択していくことになる。もちろん必要な性能を満たしつつも、コストも考えながら選定をしていく必要があって…という話をちょっと長かったですが色々としてきました。LGS壁がそれぞれ製品として持っている性能の違いを把握しておき、その製…
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天井裏にも壁が必要な場合もある
耐火性能の有無などLGS壁には色々な仕様があり、その中で適切な仕様の製品を選定することが設計者の役割になります。建築基準法に沿った建物をつくっていくことが設計者の仕事ですから、こうした作業を細かくやっていくのは当然のことです。こうした壁仕様検討による苦労や間違いなどを防止するという目的で、LGS壁の仕様を統一してみるの…
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仕様の選択とコストの関係
このカテゴリで今まで説明をしてきた中で、まずはLGS壁には色々な性能をもった製品があるということと、それらの一部を紹介するところまで話を進めることが出来ました。建物の用途がどのようなものなのか、そして建物の構造がRC造なのかS造なのか、それともSRC造なのか、その建物が何階建てで床面積がどの程度あるのか。こうした条件に…