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過去の記事一覧
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LGSの仕様と使い分けの方針
前回までの話では、LGS壁が持っている特徴について色々と説明をしてきましたが、メリットとデメリットについてはこれで掴めたのではないかと思います。当たり前の話ではありますが、やっぱりその下地材がどんな素材で出来ているのかによって、大きく特徴が変わってくるという感じですね。LGS壁の特徴を掴んだところで、そろそろ次のステッ…
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LGS壁の手軽さについて考える
建物を構成する壁の中で非常に多く採用されることになるLGS壁について、その特徴がどこにあるのかを前回は考えてみました。同じく壁種のひとつであるコンクリート下地壁に対してどうなのか、という比較になってしまいがちでしたが、これはある程度仕方がないことでしょう。コンクリート下地壁と比べると、LGS壁には以下のような特徴があり…
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サイト更新再開のお知らせ
今日は2013年 11月 11日少し前から仕事が急激に忙しくなってしまい、当サイトの記事を更新するのはかなり久しぶりとなってしまいました。一番最近の記事で 2013年 5月 17日 ですから、かれこれ半年近く更新していないことになります。せっかく建築の納まりについて色々と解説をやり始めたのに、残念ながら途中で止まってし…
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LGS壁の特徴は何か
このカテゴリで取り上げるLGS壁について説明をする前段階の話として、まずは「そもそもLGSって何なのか」を前回は考えてみました。ここでもう一度おさらいをすると、LGSというのは以下の単語の頭文字をとった言葉になっています。Light(軽量)Gauge(規格)Steel(鉄)つまりLGSとは軽量鉄骨の規格品ということにな…
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LGSとは何かを考える
前回のカテゴリではコンクリート壁を下地として、その上に石膏ボードを張っていくという一般的な納まりについて色々と説明をしてきました。石膏ボードを張るためにいくつかの工法が用意されていて、それぞれにメリットとデメリットがあって、そこから適切な工法を選択していく。そうすることによって、コスト的にも性能的にも、そして見た目的に…
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コンクリート下地+石膏ボードまとめ
コンクリート壁を下地として、その上に石膏ボードを張っていく場合の納まりにはどのようなバリエーションがあるのか。そう言った内容でこのカテゴリでは色々な納まりについて説明をしてきました。途中まで「コンクリート下地」というカテゴリに入れて説明をしていたのですが、コンクリート化粧打放し仕上の話が長くなりすぎてしまいました。しか…
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コンクリート壁と縁を切るという概念
石膏ボードを張る為の下地として利用できるはずのコンクリート壁が、実際にはコンクリート柱と動きが違ってくる。こうした状況は、主に建物の外壁で構造スリットという考え方が採用される場合に、どうしても避けることが出来ないという感じで発生します。そのままGL工法で石膏ボードを張った場合には、建物が竣工した後で仕上も表層にひび割れ…
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スリット部に目地が必要な納まり
コンクリート壁に対して直接ボンドなどを用いて石膏ボードを張るのではなく、あえて隙間を設けてLGSを改めて下地として建てる。こうした施工方針を採用した場合には、まずは設備配管や配線やコンセントなどを壁内に埋め込むスペースが出来ます。これが大きなメリットのひとつで、コンクリートの動きが直接石膏ボードに伝わることがない状態に…
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コンクリート下地と縁を切る考え
コンクリートの壁という下地があるにも関わらず、石膏ボードを張る為の下地としてさらにLGSを建てる場合があります。前回は、こうして改めてLGS下地を建てる場合のデメリット、そしてメリットがどこにあるのかについて考えてみました。部屋としては狭くなるけれど、建物として必要な設備を壁の中に隠してしまう。これがコンクリート下地の…
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コンクリート壁+LGSにする意味
コンクリートを下地として石膏ボードを張っていく工法の中で、GL工法と比べるとUL工法はなかなか選ばれにくい気がします。これは私の経験からくる個人的な感想ではありますが、その理由がどのあたりにあるのかを前回は考えてみました。どうしても金額が高いという根本的な問題を解決するのは難しい、ということではないかな、という話でした…