貼り方向によるタイルカーペットの見映え


前回はタイルカーペットの一般的なサイズについて、大抵の場合は50cm四方の大きさ、という話をしました。

このサイズというのは、恐らく持ち運びとか施工とか、実際の使い勝手などを考慮して決められたものなのでしょう。

あまり大きすぎると施工は楽になるけど使い勝手は良くないし、小さすぎると施工の手間は多くなるし。

そのあたりのバランスを考えていくと、50cm×50cmというのは丁度良い寸法なのだと思います。

色々な数値にはきちんと意味がある、というのは建築の色々な納まりを調べていくと何となく分かってきます。

まあ全然理由がなくて「昔から決まってるから」みたいな場合もあるから、あまり気にしすぎるのも良くないですけど。

とにかくタイルカーペットについては、50cm程度の大きさが最も使い勝手が良いサイズなのでしょう。

まあ実際に自分の手で持ってみると、意外にも1枚が重たいから、10枚とかを持つとかなり重く感じるとは思いますが。

そんな話はさておき、今回はタイルカーペットの貼り方向について考えてみることにしましょう。


■タイルカーペットの貼り方

タイルカーペットを貼る際には、50cm四方の大きさの製品を部屋いっぱいに敷き詰めていくことになります。

敷き詰めていく際には、タイルカーペットを貼る方向をきちんと意識しておく必要があるんです。

タイルカーペットは正方形ですから、どういう向きで敷き詰めていっても貼れなくなることはありません。

しかし、向きを意識しないで施工をした場合、床の見映えが全然良くないという問題が発生する事になります。

なぜかというと、タイルカーペットという床仕上げ材は、貼る方向によって見え方が結構違ってくるから。

一般的なオフィスなどでは、タイルカーペットの向きを交互に変えて貼っていく「市松貼り」が一般的です。

色は目立たないグレー系が多いですけど、まあこれは「見た目がおかしくなければ」とい条件を満たせば設計者の好みによって自由。

色はともかくとして、タイルカーぺットの施工方法は一般的に市松貼りが多く採用されることになります。

まあ設計はそういう一般的と言われるデザインを好まないですけど、特に何も言わなければ普通は市松貼り。

それくらいメジャーな施工方法になります。

 

■市松貼りの見え方

タイルカーペットを市松貼りにするとどのような見え方になるのかというと、大体このような状態になります。

 

市松貼りのイメージ

 

上図のタイルカーペットはラインがある製品ですから、市松に貼っているのが良く分かると思います。

でも、無地のタイルカーペットであっても、パイルの方向が違っているので、やっぱり微妙に見え方は変わります。

見え方としては色が少し違って見えるような状態です。

ちょっと良い感じのサンプル写真がないので、言葉で説明をするしかないのがツライところですが。

恐らくここであえて紹介をしなくても、本当に基本的な納まりですから、一度や二度は目にしているはずです。

市松貼りの他にはどんな施工方法があるのか、という話はちょっと次回に続こうかと思います。

 

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