カーペットについて考える


前回のカテゴリでは、床仕上げ材としてかなり一般的なタイルカーペットについて色々と説明をしました。

普段仕事でタイルカーペットに接する機会は結構あるんですが、納まりなどをまともに考えたのは久しぶりのことでした。

あまり複雑な納まりではない、というのがその大きな理由ですけど……

納まりや特徴などを説明をする為に改めて考えると、結構考えるべき項目というのはあるものですね。

特にタイルカーペットの割付というのは、よくよく考えてみると、図面での検討が必要なのかも知れない。

そんなことを感じたりしました。


■タイルカーペットの割付図?

タイルとか石であれば、平面的に目地がどこに入るのかを気にして、目地割付図を作図します。

まあこれは施工段階で現場が作成する、いわゆる「施工図」と呼ばれる図面で検討することになりますが。

そうした検討図の中には、もしかしたらタイルカーペットの割付もあった方が良いのかも知れない。

そんなことを今は考えています。

流し貼りであれば特に必要ないですけど、市松貼りとか色を変えた貼り分けなどの場合には、意匠的な見映えにも影響があります。

見映えを気にするのが設計の仕事のひとつですから、こうした部分にこだわりがあるのは当然のことなんです。

仮にそういう図面を描いたとしても、その通りに現場でタイルカーペットを貼ってくれるかどうかが微妙かもですけど。

と、そんな話はさておき……

前カテゴリで紹介したタイルカーペットの次に取り上げるのは、タイルじゃないカーペットです。

いわゆる「カーペット」で、もしかしたら「絨毯(じゅうたん)」と言った方が、感覚的にはイメージしやすいかも知れません。

でもタイルカーペットと表現を合わせておいた方が良いので、ここではカーペットという表現で統一しておきます。

 

■タイルカーペットとの違い

タイルカーペットとカーペットの最大の違いは、そのまま名前の通りですが、タイル状になっているかどうかにあります。

タイルカーペットは50cm角の割と小さめの商品なんですけど、カーペットはそうなっていない、という違い。

まあ表面の仕上げも違う場合がありますが。

タイル状ではなく、ビニル床シートと同じように仕上材がロール状になっているものをカーペットと呼びます。

そうしたロール形状から、ロールカーペットと呼ぶ場合も多いです。(当サイトではあくまでもカーペットで統一しますが)

一般的に「カーペット」と言えば、やっぱり昔からあるロール状の商品を指すことになります。

しかし今現在は、下地にOAフロアがある部屋では、カーペットではなくタイルカーペットが採用される場合がほとんど。

これは、タイルカーペットのサイズとOAフロアの下地パネルのサイズが合っているからと、1枚の剥がしやすさを考慮した結果です。

また、万が一何かをこぼした時には交換をする事になりますが、汚れた時の交換などもタイルカーペットの方が有利です。

そうしたOAフロア対応や施工しやすさなどを考慮して、カーペットをタイル状にした商品がタイルカーペット。

そういう考え方が正解に近いのかも知れません。

 

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