ビニル床タイルの納まり

コンポジションビニル床タイルとホモジニアスビニル床タイルの特徴について、今まで何回かに分けて説明をしてきました。

カタログを見たり現物を見たりすると、結構柄のバリエーションは豊富なんだな、と思うはずです。

石目などの柄も結構綺麗でビックリします。

そして、石などの「本物」の仕上げ材に比べれば安価な材料で、メンテナンスも容易という使い勝手の良い材料です。

まあ本物の石が出す質感には敵いませんけど……

本物は本物で、強い衝撃によって割れてしまったり、白くなったり濡れ色になったりする問題があるんです。

このあたりの話は床石の項目で詳しく説明するので軽く流しますけど、本物にも色々と苦労がある訳です。

そうした苦労をしつつ、コストを掛けて本物の質感を出したい場所、というのは建物の中でそれほど多くはありません。

そこまでの場所じゃない、という場合には、ホモジニアスビニル床タイルのような仕上げ材が活躍することになる訳です。

ということで今回は、そんなビニル床タイルの納まりはどうなっているのか、というあたりを考えてみることにします。


■ビニル床タイルの納まり

ビニル床タイルの納まり……

と言っても実際にはそれほど難しい納まりではなくて、ビニル床シートとあまり変わらない納まりになります。

つまり、床下地に対して床仕上げ材を直接接着剤で固定する、というパターンが非常に多いんです。

ただしビニル床タイルには、床塩ビシートにはない納まりとして、OAフロア下地の納まりがあります。

そこだけは床塩ビシートの納まりとは大きく違いますが、まず下地がコンクリートの場合から見てみましょう。

 

ビニル床タイルの納まり(コンクリート下地)

 

ビニル床シートとほぼ同じ厚みと納まりですが、ビニル床シートが長尺なのに対し、ビニル床タイルは500角程度。

定尺のサイズは商品によって違いますけど、基本的には300角~500角程度の商品が多いです。

 

■OAフロア下地の場合

OAフロアで使用するビニル床タイルは、一般的なビニル床タイルよりも少し分厚くて5mm程度あります。

OAフロア上に貼るとこんな感じになります。

 

ビニル床タイルの納まり(OAフロア下地)

 

OAフロアで使用するビニル床タイルのサイズは500角で、基本的にはOAフロアも500角。

なので、OAフロアのジョイントをビニル床タイルがまたぐように貼っていく形になります。

 

OAフロアをと床仕上げの関係

 

まあ上図の床仕上げはタイルカーペットになっていますが、考え方は全くこれと同じです。

またいで貼るのは、1枚だけ床材を剥がせば、OAフロアのジョイントから配線を取り出せるようにする為です。

納まりとしては特に難しい部分ではないので、断面図を見ればすぐに理解出来ると思います。

 

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